第16章 架空の血縁関係から拡大家族まで
文化やしるしのほうが遺伝より勝っていたってあったけど、違和感ないな。人類全体としてみたときにも、「遺伝を重視すること」はもちろん原則として生物としてあるけども、狩猟採集民のように様子であったりとか、部族全体の繁栄に力をいれていくというか。
誰を家族とみなすかは文化の影響を受ける。一例を挙げると、ラテンアメリカ人の多くは拡大家族におおいに依存している(36)。それでも、近親者以外も含む家族のメンバーに誰が入るかについての絶対的なルールを設定している文化はほとんどない。
現生人類においても地域で家族を指す範囲がことなるの、おもしろいな。文化じゃんって感じがする。
血縁者は死ぬまで血縁者っていうのとかふくめて、よく物語でも対象になるし、実際に問題にもなるし面白いな。悩んでいる当人にしたらつらいけど。